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当院では問診を重視しています。 インターネット、または電話で、診療を予約していただけます。 |
いきなり検査から始める医療機関もありますが、当院ではまず、充分な時間を確保した上で、問診を行います。
当院が問診を重視する理由は2つあります。
脳神経系はどの人も一定の解剖学的構造になっていますが、つながり方はコンピューターのように複雑です。そのため、1つの症状に、考えられる原因が複数あります。たとえば「しびれ」の症状ひとつを取ってみても、原因は数え切れないほどあります。
などの可能性があり、まず異常が「どこにあるのか」を考えます。 原因が違えば、治療法も違います。脳神経系は、体のありとあらゆる部位に関係しているので、さまざまな可能性を踏まえつつ問診を行うことが欠かせません。そのためには、流れ作業のような診察ではなく、きっちりと時間を確保した中での問診が必須です。 |
MRIは体のいろいろな場所の断面を撮影できる装置です。体内で動いている成分を計算することで、血管の状態も撮影できます。ところが、上で述べたように、症状の原因となる場所がどこかわからなければ撮影できません。さらに、どんな原因が考えられるかによって、たとえば脳のどこに的を絞ってどういう向きの断面を撮影すべきか、撮影の方法が違ってきます。そもそも、MRIの検査が必要なのか、他の検査が適しているのか、などは推測される原因次第です。正確な検査のために、きちんと時間をとって、丁寧な問診をすることが必須なのです。 当院では、丁寧な問診を行うために、さまざまな工夫をしています。 ・完全予約制で、充分な時間をとって問診を行います。 ・紙やフィルムをなくして、徹底的な時間の節約をしています。 |
問診で病状を推定したあと、その日のうちに必要な検査に移ります。
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一般臨床用では上位機種となる、1.5テスラのMRIを使用して検査を行います。一部大学病院では3.0テスラという研究目的の機種も使われていますが、実用上はほとんど問題ない高い精度で検査を行うことができます。 一方で、「脳ドックやってます」という医療施設の中には、性能の劣る0.3テスラオープン型機種を用いている所もありますが、その差はMRAという血管撮影の画像でもっともよく表れています。 |
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当院の1.5テスラ機種のMRA画像 |
実際に見比べてみておわかりかと思いますが、こうした精度の低い画像では、微妙な脳動脈瘤の判断は難しいのです。 日本脳ドック学会の脳ドックのガイドライン2008によれば、MRA検査では「立体視が可能な角度で回転させた画像であることが望ましい」ことを推奨し、「磁場強度の差など装置により描出能に違いがある」と述べています。 |
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脳出血やクモ膜下出血では、迅速な処置が必要です。 |
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MRIの撮影写真はデジタルデータです。アナログデータであるフィルムにしてしまうと、画像が劣化してしまいます。 当院では、すべての医療機器とパソコンをLANでつないでいるので、MRIで撮影した画像データは瞬時に診察室のパソコンまで送られます。デジタルデータをデジタルのまま扱うことで、検査後すぐに劣化のない画像を確認しながら、治療法を決定することができます。 |
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高性能MRIで詳しいデータを取り出しても、それを見ることができなければ意味がありません。 |
特に判読が難しい症例の場合は、画像読影を専門とする放射線科専門医にも診断を依頼します。 |
検査後の治療の方針は3つあります。
・生活習慣の改善のアドバイス
頭痛の約8割が、緊張型頭痛と呼ばれるものです。
脳内に問題があるのではなく、生活習慣が原因で筋肉が緊張し、痛みが発生しています。
緊張型頭痛のような、生活習慣が原因で起きている病状の場合は、薬を飲むだけでは効果がありません。
その代わり、日常の生活習慣を改善することで治すことができその代わり、日常の生活習慣を改善することで治すことができるので、適切なアドバイスを行います。
・薬の処方
頭痛の約2割が、片頭痛と呼ばれるものです。
脳内の血管が拡張し、周囲の神経を刺激することで痛みが発生しています。
この片頭痛は、生活習慣が主な原因ではなくもともとの体質によるものです。拡張してしまった血管を収縮させる薬で、比較的簡単に痛みを抑えることができます。
いたずらに薬を毛嫌いするのではなく、上手に薬と付き合っていくことが生活の質を改善します。
・他院への紹介
頭痛の中には、入院や手術が必要になる場合もあります。
クモ膜下出血や脳出血は、時には救命処置をしつつ入院施設へ搬送する必要もある、重大な病気です。軽い頭痛と思っていたら、実は脳腫瘍や慢性硬膜下血腫のような、手術を要する病気が見つかったということもあります。
副鼻腔炎や中耳炎が悪化して頭痛を起こし、耳鼻科で治療する必要がある場合もあります。緊張型頭痛の引き金が首の骨格の問題だったために、整形外科で治療が必要ということもあります。
検査によって、脳神経内科以外での処置が必要と判明した場合には、当院が責任を持って適切な病院へと紹介します。
「ここへ来て本当によかった」と言っていただけた時が、医療に携わる者にとって最も嬉しい瞬間です。
脳神経内科医として、高い診療技術を提供することが、当院の理念です。

























